あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

 

ここ数年人生の転換期が続いてるのだが、昨年はパリで生活するようになるというなかなかの転機を経験した。

 

パリ大好きでパリに渡ったというわけではなかったので、ある意味で最初から日常的なテンションで生活することができた。期待値が高すぎるとその分落胆が大きいということがあるらしい。留学して3、4か月で鬱気味になってしまう人もいる。

僕には幸か不幸かそういうことがなかった。落ち込むことが無かった代わりに、想像を超えるようなことも起きていない。どちらかというとこつこつと積み上げるように日々を過ごしてきた。

 

学問をするということに関してこのブログで書いたことはなかったけれど、こうした状況が良い方に作用していると思う。ひとつの問題にかかりっきりになれるし、朝から晩まで一冊の本を読んでいられる。

授業の数が多くて、自分の研究が思うように進まなかったけれど、その分幅は広がったように思う。研究対象を相対化して、新しい問題にいくつも出会えた。

 

新しい年もこの調子で行きたいし、できればディスカッションに参加したり、原稿を書いたりと積極的に発信していけたらと思う。